2010年09月17日
宣材もしくは遺影
新宿の損保ジャパン東郷青児美術館へ
『ウフィツィ美術館自画像コレクション』 を見に行きました。
夕方6時からの、ギャラリートークに参加。
学芸員さんの解説をお聞きしながら、
『中学の美術の授業みたい』って、思いました。
画家が、自分の寿命が残り僅かだと悟ったとき
自分が 『生きた証』 として自画像を描き残したり、
自分の絵の宣伝材料として、自画像を使ったことも、
時代によってあったそうです。
あのシャガールも、80歳の時、自らウフィツィ美術館へ
自画像を持ち込んだそうです。
それにしても、どの作品も、まるで映画スターのよう。
さまざまな時代を彩ってきた画家たちは、
ある意味、その時々を輝かせた、役者であったことは事実でしょうが。。。
今回の展覧会開催を機に、日本人画家3人の自画像も、
ウフィツィの所蔵に加えられたそうです。
松本ゆかりのあの画家の作品もありました。
(※写真は 『ヴァザーリの回廊』 = 3月、ミケランジェロ広場から撮影)
Posted by Girasole at 22:11│Comments(0)
│美