2010年09月29日
スタジオジブリの功罪

ずっと楽しみにしていた 『借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展』 を観に
東京都現代美術館へ行きました。
この日に至るまで、清澄白河駅や六本ヒルズで、予習を重ねてきました。
今回は、音声ガイドも借りました。
映画「借りぐらしのアリエッティ」で、翔の声を担当している、
神木隆之介クンがナレーターです。
劇中の効果音やBGMが聞こえてきたり、
巨大セット以外の展示作品の解説も、なかなか楽しめました。
平日なら空いているかと思い、お出かけしたのですが、
会期最終週のせいか、けっこうな人でした。
私が入館した時は、待ち時間0でしたが、
観終わって展示室を出る時には、15分待ちの列ができていました。
そういえば、昨年、長野県信濃美術館に 『ジブリの絵職人 男鹿和雄展』 を観にいった時も、
駐車場に入るまでに30分ほど待たされ、入場するのにも、さらに30分ほど待ったナァ。
スタジオジブリの集客力のすごさを、改めて思い知らされました。
きょうの客層も、ベビーカーを押して来るママ&ちびっコが半数以上。
私は、子連れで美術館にやってくるお客さまを否定はしません。
でもね、ママに連れられてやってきた、ちびっコたちに聞きたいヨ。
「ねぇみんな! きょうは楽しかった? ちゃんとアリエッティに会えたかな?」
私の想像だと、混み合った展示室の中では、
子どもたちの目線だと、『大人たちの森』 の中に、
迷い込んだ感じだと思うのですが。。。
作品を夢中で観ていると、きっとママとはぐれちゃうし。。。
子どもたちに 『美術館は怖いところ』 って、
思ってほしくないなぁ。。。そう願う、私、Girasoleです。
Posted by Girasole at 21:12│Comments(0)
│美